自分でなくてもいいけど、みんなそんなもの
仕事を辞めたいと思う事は誰にでもある事ではないかと今では思っています。
大抵、仕事を初めて1年目で何回か挫折してしまう事があり、
その度に仕事を辞めたいと思うような人も多々いるでしょう。
そういった場合の辞めたいではなくて、本格的に辞めたいと思うのにはそれなりに
理由があると思います。
自分の場合の理由は「自分はここに必要ないのではないだろうか。」といった疑問が
生まれた時に本格的に仕事を辞めたくなりました。
毎日こなしている自分の手が何だかロボットアームのように感じ、
何も考えなくても物事は進む、ここにいるのは自分でなくてもいいのではないかと
言ったような感覚に陥りました。
その時は時間外業務が続き、毎日自宅に帰る時間も遅く、そして早朝からまた出勤と言った状況が続いていて全ての考えが後ろ向きになっていました。
そんな時にふと「やめちゃおうかな。」と考えてしまったんです。
そういった考えがしばらく続いていました。
もちろん、職場の同僚も同じような状況ですから同じように愚痴を言いあっていました。
そこでふと気が付いたんです。
「何も考えなくても物事は進む、ここにいるのは自分でなくてもいい」
というのは自分だけではなく世の中のほとんどがそんなものなんじゃないかと。
確かに重要な仕事というのはあるのでしょうが、自分でなければなんていう仕事は
そうそうないものなのではないかと自分の中で悟ってしまうと
そういった事を考えている事が図々しいように感じ、
結局仕事を辞める事を思い留まりました。
自分の仕事に誇りを持つことも必要ですが、こんなふうに考える事も
仕事をする上で必要なんだなとこの時学びました。